鳥取砂丘の「いずみおじさんのソフトクリーム」（鳥取市福部）の駐車場で9月15日・16日、22日・23日、熱気球搭乗体験イベント「トットリ砂丘ソラの旅」が開催される。

熱気球体験搭乗イベント「トットリ砂丘ソラの旅」

　主催は鳥取大砂丘観光協会で、鳥取市、JTB、鳥取砂丘アクティビティー協会などと共催する。地域観光新発見事業として、地元の魅力創出や新たな発見、観光地として県外に向けた情報の発信などを目的に開く。

　1回当たりの定員は6人で、地上から最大25メートルの高さまで上昇し、約7分間かけて鳥取砂丘の様子を上空から眺める。

　同イベントは8月～9月の週末に計8回を予定し、これまでに3回開催した（悪天候で1度中止）。8月は130人近い参加者があり、9月も予約が埋まってきているという。鳥取大砂丘観光協会の会員である砂丘会館の山根智さんは「参加者の8割以上が県内の人。鳥取砂丘は地元の人にとって近い存在なので、改めて立ち寄る人は多くない。今回は観光地としての魅力創出や新たな発見が目的なので、地元の人に砂丘の魅力を改めて知ってもらうきっかけとしていい機会。JTBや観光協会との連携で、県外から気球を誘致できたのはうれしい」と話す。

　山根さんは「自分自身は子どもの頃から砂丘に親しみ、仕事も合わせると20年以上関わってきている。その中で今回実際に気球に乗ってみて、『空から見ると、こんなにきれいな景色なんだ』と感動した。普段見ることのできない景色を、気球に乗るという非日常体験とともに味わってほしい」と搭乗を呼びかける。

　開催時間は6時～9時。搭乗料金は、大人＝3,000円、子ども＝1,000円（小学生以下・幼児・乳児は保護者同乗必須）。申し込みはウェブサイトで受け付ける。事前予約を推奨するが、予約状況によって当日予約も可能。天候や風速によって中止になる場合もある。